Windows 7のWindows XP Mode、理論上ならPentium Dでも動かせるのか

Windows 7にXPまでしか対応していないアプリケーションでも動かせるWindows XP modeなるものがあるらしく、世間は蜂をつついたような大騒ぎになっております。

米MS、「Windows XP Mode」の詳細を明らかに - 30日からβ提供開始(マイコミジャーナル)Microsoftの次のOSとなるWindows 7ではWindows XP Modeというものが追加されます。このWindows XP ModeはXPアプリケーションのサポートを強化するためのもので、仮想化技術を用いたものとなります。構成としては仮想Windows XP環境のパッケージとWindows Virtual PCの2つとなります。Windows XP Modeを動作させるためのシステム要件ですが、I...
Windows 7に搭載されるWindows XP Modeの詳細とシステム要件



Windows Vistaがよく叩かれる理由のひとつに、アプリケーションソフトやドライバの互換性の問題がありましたからね。Windows 7ではそれが解消されるようです。

記事を読むと、Windows XP Modeを利用するには搭載CPUがVTに対応していることが必須らしい。VTってのは仮想化の支援技術ですよね。じゃあ理論上はVT対応のPentium DでもWindows XP Mode使えるのか。まあCPUはなんとかなるにせよ今使ってるグラボじゃ激重だろうけど。

http://blog.livedoor.jp/amd646464/archives/51337740.html
最近i7やC2Q・C2Dの一部モデルにもVTが導入されたそうで、この対応は拡大されていくそう。
まあintel製CPUで新しく一式組むなら将来性のないLGA775マザー対応のもの使うのは損した気分になるだろうからi7一択かな?

 
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グラボはどれくらいの消費電力量のものから補助電源が必要になるのか

昨日ATI HD 4770関連の記事を調べていて少しばかり気になることがありました。

http://ascii.jp/elem/000/000/413/413550/
の記事より
>HD 4770は80Wと、PCI Expressスロットが供給できる75Wを超えているため、カードには6ピンの補助電源コネクタが1つ装備されている

成る程、PCI Expressスロットから直接供給できるのは75Wまでか。このクラスのグラフィックスボードにしては消費電力の比較的低いHD 4770でもこうなのだからミドルレンジ以上のグラボは押しなべてこうなのか。

ではどれくらいの消費電力量のものから補助電源2個差しになるのか
http://support.intel.co.jp/jp/support/motherboards/desktop/sb/CS-012073.htm
ここを見るに150Wのものからそうっぽいですね。




 

RADEN HD4770 その実力を初心者が勝手に推し量ってみる

AMDの新GPU、RADEN HD 4770が発表されたそうです
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tawada/20090428_167778.html
最大の特徴は製造プロセスが40nmとCPUと比較しても出色の細かさとなっていることでしょう。
これにより燃費が良くなり、電力効率は上位のHD4870の2倍になったとか。

あと製造プロセスは特に発熱量に大きな影響を与えるんですよね。Pentium Dの爆熱具合が90nmプロセスから65nmプロセスに移行した途端かなり緩和されたそうですし、現在爆熱CPUとして名を馳せているCore i 7も45nmプロセスから32nmプロセスへの移行による発熱量の低下が期待されてますし。

なんか細かい技術的な詳細は初心者にはよく分かりませんが、記事にあるとおりスペック的にはHD 4870とHD 4670の中間でNVIDIAの9800GTより若干上とか。で値段は1万そこそこ。これはお買い得ですよね。

7月にはDirectX11対応の5000シリーズがNVIDIAにさきがけ出るようですし、GPU開発はAMDが一歩リードといったところか。 

IPX7等級の防水性を持つPC自作キットが展示される

Genius Powerの防水PCケース「GW-01」にAtom330搭載Mini-ITXを組み込んだベアボーンキットのサンプルが展示されたそうです。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20090425/etc_genius.html

この商品の特徴として、PCとしては特筆すべきIPX7等級の防水性能を持っているとか。

ところで、IPX7等級って何?気になったので調べてみました。
http://www.rime.jp/secint/elecsec/KD3.htm
>器具を深さ0.15~1mの水中に30分間没する。
高さが850mm以上の器具は最上端から水面までの距離は150mm、高さが850mmに満たない場合は器具の最下端が水面から1mの位置とする。

えーっとそこまでハードな実験に耐え抜いたものだけが晴れてIPX7等級の称号を勝ち得るということでOK?

こんな凄まじいもの誰がいったいなんのために用いるのでしょうか。屋外でカフェの出店をやるにしても、ここまでのスペックはいらないだろうし。米軍が定めたセミグラドPCとかいう基準もあるぐらいだし、軍隊ででも使うのでしょうか。
 

ネットブックの元祖はASUSによるEee PCシリーズだったのか

とにかく安くパソコンを買える!として、ちょっと前に物凄い話題になったネットブック。その元祖はASUSによるものだったらしいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090424-00000007-bcn-sci
>07年1月25日の発売から、わずか3日間で1万台を完売してしまった

ちょっと待ってください、今なら5万あればそこそこの性能のデスクトップが組めますよね。07年1月というとC2Dがまだ出たばっかでその当時だとCeleronじゃないと今みたいに安く組めなかったんでしょうけど。
というか私が今使っているPCの改造前のCeleron機はディスプレイ込みで8万ちょいでしたね。

でもやはり当時にしても「パソコン」を安く手に入れるという点においてはそこまでお買い得に見えません。

ただ「ノートパソコン」はデスクトップ以上に値が張りますからね。気軽に携行性の高いノートが買えるという点でウケたんでしょうね。記事にも書いてありますが。

ASUSというと自作好きにとってはマザーボードメーカーという側面ばっか見えてきますが、こういう画期的な発想力というか企画力があるんですね。でからこそマザーボードの分野でNo1になれたんでしょうけど。

最後にASUSのネットブックEee PC シリーズ
随分沢山種類がありますね。ASUSの血と汗の結晶(大袈裟な!)がズラリと並んでいます。